定番からレアなものまで。スタッフが惚れたヴィンテージ時計大集合!
出演:松浦・高橋・岩本・坂本・佐藤・尾崎
今回は、横浜本店と中野ブロードウェイ店のスタッフが集まり、それぞれお気に入りのヴィンテージ時計を持ち寄って紹介する企画だ。まずは、横浜本店から持ち込まれた3本を見ていこう。
高橋さん|端正な大人の一本。ヴァシュロン・コンスタンタン 金無垢
横浜本店の高橋さんが持ってきたのは、ヴァシュロン・コンスタンタン 『18金無垢製 ラウンドケース 1950年代』。
「選んだ理由は、小さめのサイズ感とスクリューバックの防水ケース。そしてパールドットとスクエアを組み合わせたゴールドインデックスの高級感。状態もめちゃくちゃ良いです」(高橋さん)
みなさんから「顔がいい。大人の一本」との声が挙がる。価格は118万円だ。
「こういう小さめのサイズを粋に着けられる大人になっていきたいと思います。これだけ状態が良い金無垢の雲上ブランドが120万円を切っている。これがパテックだったら……500万円付けちゃうかも」(高橋さん)
「中野店にいると横浜店の時計たちはあまり見られないので、実物を見ると印象が変わりますね」(松浦さん)
尾崎さん|ビッグサイズが魅力。オメガ ラウンドラージケース
続いて、尾崎さんがチョイスした一本を紹介する。オメガ『ラウンド ラージケース 1930年代後半 手巻き 37mm Big Calatrava Design』だ。
「ズバリ大きいので選びました。通常26.5搭載モデルであれば30mm前後のものが多いけれど、これは37mmのビッグサイズです。文字盤も大きいなりのデザインになっていることが特徴。通常、ミニッツトラックはインデックスの外側を囲むけれど、これはインデックスが外側を囲んでいるんです。小さいムーブメントを積んでしまったがゆえに、余白を埋めるために小さい時計には見られないデザインになっています」(尾崎さん)
「確かに文字盤が大きくなるとスペースを持て余しちゃうけれど、その感じがないですもんね。中にトラックが入っているのは格好良いです」(松浦さん)
「ラグも20mm幅なので珍しい。今の時代にも合っている気がします」(尾崎さん)
「かゆいところに手が届いている感じもするし、確かにほかにはないものが詰まったモデル」(松浦さん)
「針も大きいです。100年近く経っていると変わっていることが多いけれど、文字盤に合う長いブルースチール針が付いているところも良いですね」(尾崎さん)
価格は78万円となっている。レア度を考えると価格は抑えられている一本だ。
佐藤さん|シンプルなフラットフェイス。ユリスナルダン ブラックミラーダイヤル
佐藤さんはユリスナルダン『シリンダーケース ブラックミラーダイヤル 1940年代製』をチョイスした。
「特徴的なのはケースの形です。円柱をスパッと切ったようなシリンダー型のケース。上から見ても横から見てもフラットな感じ。文字盤はブラックギルトダイヤルで、下の地が出ているタイプですね。めちゃめちゃ格好良いです」(佐藤さん)
インデックスは3・9・12のみアラビア数字が入っており、そこも佐藤さんの好みだという。サイズ感は32〜33mmと小ぶりだ。
「この手のケースは文字盤が大きく取られているから存在感はあるよね」(尾崎さん)
「シンプルにブラックは格好良いなと思う。経年変化はあるけれど比較的綺麗だと思います」(佐藤さん)
「この怪しげなブレスが時計の雰囲気に合っているよね」(高橋さん)
「私がチョイスして付けてみました」(佐藤さん)
「シリンダー系は最後にたどり着くイメージですね。いろいろ集めたけれど、結局無駄をなくしたシンプルなケースにたどり着く人が一定数いると思います」(尾崎さん)
「そんなにたくさん買っているの?」(松浦さん)
「いや、そんなに買っていないです(笑)」(佐藤さん)
横浜本店からセレクトされた3本は、いずれもヴィンテージ感の強い時計となった。
坂本さん|鳥とカエルが好きで選んだ? ロレックス エクスプローラーⅠ
続いて、中野ブロードウェイ店の3名が紹介する。
坂本さんが選んだのはロレックス『エクスプローラー 1967年製 フロッグフット Ref.1016 リベットブレス』だ。
「僕は生まれ年のエクスプローラーⅠを着けているのですが、本当はこの年代が好きなんですよね。カエルが好きで、これはフロッグフットって言うんですけれど(笑)。将来欲しいなと思っています。あと僕がもう一つ好きなのが、バックルの鳥足(王冠マークが飛び出ている)です。ロレックスのヴィンテージといったら鳥足がないと!」(坂本さん)
「鳥とカエルが好きってことですかね?」(岩本さん)
「まぁ鳥とカエルが好きな感じで……(笑)ベンツ針とかやばくないですか? そしてインデックスの経年変化の色が良いですよ」(坂本さん)
「エクスプローラーは普遍的で人気ありますしね。俺も王冠マークはフロッグフットが好きで格好良いと思います。ロレックスのヴィンテージが好きになったきっかけの時計でもあるんです」(松浦さん)
価格は278万円だ。ロレックスのスポーツモデルは中野ブロードウェイ店に多いイメージがあるが、横浜本店にもしっかりストックがあるのでぜひチェックを!
松浦さん|ボリューム感のある、ロレックス サンダーバード
松浦さんもロレックスをチョイス。ロレックス『サンダーバード オリジナルブラックダイヤル 1959年製 Ref.6609 赤黒カレンダー』だ。
「俺はサンダーバードです。実は1本持っているんですが、事情があって眠っています。動かなくなってしまってメンテに出していません。デイトジャストはおじさんっぽくて昔はあまり好きではなかったけれど、最近は年齢もおじさんになってその良さがわかるようになってきた。そのなかでサンダーバードのベゼルの数字が格好良く見えちゃっているんです」(松浦さん)
両回転式のムーブを入れるという、ちょうどロレックスがグッと伸びてくるきっかけになった年代。そこも松浦さんの推しポイントだ。
「ドレッシーさよりも、ボリュームがある主張が強い時計が好きな方におすすめですね」(尾崎さん)
「少しボリュームがある感じ。ラグも長い。どんどん無くなっていくと思うので、手元に置いておきたい反面、商売上は売れてほしいみたいな感じです。誰が手にするんでしょうかね」(松浦さん)
価格は298万円となっている。
岩本さん|似合うのは自分だけ? ロレックス デイデイト18金無垢
最後は、岩本さんが選んだロレックス『デイデイト 10ポンド 18金無垢 1990年〜1991年製 Ref.18238 プレジデントブレス』を紹介する。
「私がこれを選んだ理由……。スタッフのなかでこれが似合うのは自分じゃないかと! 紹介できるのは自分しかいないと思って紹介させていただきます。良いところは存在感ですよね」(岩本さん)
中野ブロードウェイ店で一番売れているのは『グランドセイコーファースト』という話があるなか、実はそれに近いくらい人気を集めているのが金無垢の『デイデイト』だという。
「選ばれる理由は、328万円で高額だけれど現行のモデルに対して安いと思うんですよ。現行の相場は800万円くらいですよね。それを見た方が、この金額を見ると安い感覚に陥ってしまうと思います」(岩本さん)
「確かに問い合わせも結構あるしね」(松浦さん)
「革ベルトで置いているところもあると思いますが、なんだかんだブレス付きが欲しくなる一本じゃないかな。最近はこの辺を着けている若い方も増えてきています」(岩本さん)
スタッフそれぞれの個性が光るヴィンテージ時計を紹介した。購入する際には、自分の好みと近そうなスタッフに相談してみるのも良さそうだ。
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