連載企画【ロレックスについて3】藤井 翔 副店長編 ロレックスはたんに高級というだけでなく、機能面でも価格の面でも安心感のある腕時計なのだ

2022.10.09
Written by 編集部

ファイアーキッズに50本以上在庫がある人気時計ブランド、ロレックス。その魅力についてスタッフに語ってもらう企画です。今回は3回目、若手の副店長藤井翔さんに聞きました。

業界に入る前と現在で異なる認識

 時計業界で働く前は「時計自体には興味があったが詳しく知ってるわけではなかった」という藤井副店長。業界に入る前と現在ではロレックスに対する認識もずいぶん変わったようだ。

「ロレックスは高級時計というか、価格の高い時計という認識でした。モデル自体も『サブマリーナー』とか『パーペチュアルデイト』という名が、すぐに出てくる感じでもなく、その辺りのモデルのイメージが漠然とあっただけでした。前の職場の先輩が、ボーナス時に雑誌を見ながら物色しているのを見て、“高い時計を買うんだ”程度のものでした」

 それがファイアーキッズで働き始めて、認識に変化が。

「自分が入った時は、60年代、70年代のものが多かったので、たんなる高級時計ではないな、と思い始めたんです。ヴィンテージ感があるんですが、モノがしっかりしている。時刻合わせをすると、他のどの時計よりも合わせやすい。針の歯数とかの関係だと思うんですけど、ちょっと動かしだけでクルクルと回って、合わせやすいな、と。その辺りもしっかりと考えて作られているんだなと思いましたね」

 そして、安心して使える時計だということもわかった。

「60年代、70年代だったら、安心して普通に使えますね。やはりオイスターケースが大きいです。防水性がしっかりしていると、機械がキレイですし。耐久性があるというのは、使用する人に安心感を与えてくれますから。高級だけど取り扱いは慎重じゃなくても大丈夫というのは大きいです」

入門編のモデル選び

 なので、ロレックスはオススメなのだが、同世代(30代)にとっては、現在のロレックス価格は厳しいと映るようだ。まずは入門編のモデル選びである。

「自分たちの世代だったら、34㎜径の『パーペチュアルデイト』あたりから入るのがいいですね。あとは『エアキング』。この辺りが、大体40万円前後くらいです。1本目はここを購入しておけば間違いないのかなと思います。もちろん、お金に余裕のある人だったら『GMTマスター』や『サブマリーナー』にいきなりいってもいいですけど」

 もちろん、価格だけでなくサイズ感も重要。好みの問題もありますが、と前置きをしつつ、藤井さんは「自分の場合は『サブマリーナー』はちょっと大きいかな」という。これは大切なことで、まず実物を腕に乗せてみることが重要なのだ。

「腕にフィットするかは重要です。是非、腕に乗せてもらいたいです。ただ、大きさを考えない場合も、自分はスポーツ系よりもスタンダードなモデルを選んだ方がいいかなと思ってます。それは、はじめは所持する本数が少ないので『パーペチュアルデイト』あたりだと、オールマイティに使えるからです。1本持っておけば、どんなシーンでも使えますし」

 もちろん、腕時計は好みなので何を買ってもいい。ただ、ロレックスはここ数年価格があがっており、若い世代には大変かもしれない。

「でも、ファイアーキッズでは24回無利息ローンというのをやってますので、それを使えば、そこそこのモデルは購入できます。一括で払うか、分割だけの違いですから。ロレックスの場合、払ってる期間中に価値が上がる可能性も大きいですし」

 そう、ロレックスは価格の面でも安心感のある時計なのである。

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