ドレスウォッチ&スポーツウォッチ この2本を用意すれば完璧!な組み合わせ
出演:高橋×中根
ドレスウォッチとスポーツウォッチを持てば、ほとんどのシーンで事足りる! というわけで、今回は横浜本店の高橋さんと中根さんが、それぞれドレスウォッチとスポーツウォッチのおすすめの組み合わせを紹介する。
金無垢のパテックフィリップ×耐久性ありのロレックス
高橋さんがおすすめする組み合わせは、高額な最高峰モデルが並ぶ。
ドレスウォッチは「これがあれば他のドレスウォッチはいらない」と語る、パテックフィリップ『1963年製 ラウンドケース 18金無垢 箱・ギャラ付き/328万円』をチョイス。スポーツウォッチは、ロレックス『エクスプローラーⅡ1975年製 マークⅡダイヤル マークⅡベゼル Ref.1655/498万円』を推す。探検家向けとして発売された時計で耐久性はバッチリの一本だ。
「どうですか? 僕の組み合わせは?」(高橋さん)
「お店の中でも最高峰を選びましたね」(中根さん)
「スポーツウォッチは名前の通りスポーツができるわけじゃないですけれど、頑丈なので普段使いはしやすいですよね」(高橋さん)
「普段使いは問題ないですね。やはりスポーツウォッチは格好良くて、憧れる部分が多いです」(中根さん)
「パテックフィリップの方は美しい時計です。これに関してはアーカイブとか付属品も充実している時計なのでお宝ですよ」(高橋さん)
「芸術品の部類に達していますよね」(中根さん)
二人ともどちらかを選ぶならば、普段使いができるロレックスのエクスプローラーⅡを選ぶという。しかし、TPOに合わせてドレスウォッチも持っておきたいところ。
「ドレスウォッチも1本持っておきたい気持ちはあるので、いつかはパテックフィリップのような金無垢の革ベルトの時計が欲しいです」(高橋さん)
上品なカルティエ×存在感抜群のチューダー
続いて、中根さんが選んだ組み合わせを見てみる。高橋さんのおすすめに比べ、比較的買い求めやすい組み合わせだ。
ドレスウォッチは、上品なカルティエ『マストタンク LMサイズ 1980年代製 ボルドーダイヤル/36万8千円』を。スポーツウォッチは、“パンダ”の愛称を持つ存在感抜群のチューダー『クロノタイム 2002年製 Ref.79280 パンダダイヤル 自動巻きクロノグラフ/59万8千円』を選んだ。
「マストタンクはドレスウォッチですもんね。薄くて金無垢ではないけれどゴールドのメッキです」(高橋さん)
「自分としてはこのボルドー色が好きです。マストタンクは歴史も長くて良いかなと思います。そして、スポーツウォッチはチューダーを選びました。一番はロレックスのデイトナが良いかなと思ったけれど、高いじゃないですか! あまり普段使いもできないですし、チューダーの方が使いやすいと思います」(中根さん)
「Ref.79280だから風防もガラスですよね」(高橋さん)
「そうですね。ムーブメントもCal.7750が入っているので、整備性も良く安心なのでおすすめです。高級感もあります」(中根さん)
「白だしブレスも鏡面が入っていてドレスっぽくも着けられる時計ですね」(高橋さん)
この2本のどちらかを選ぶなら、中根さんはカルティエのマストタンク、高橋さんは厚みのあるチューダーのクロノタイムをチョイスするという。
「この2本なら厚みのあるクロノタイムかな。もう少し古いと“かまぼこ”と言われるさらに分厚いケースが採用されているんですけれど、これは“かまぼこ”じゃないタイプですよね?」(高橋さん)
「そうですね。こちらは2002年製なので新しい方です。新しい分、防水性など安心して使えるかなと思います」(中根さん)
「一口にドレスウォッチとスポーツウォッチと言っても価格にも幅がありますし、僕が紹介した方はだいぶ高いですけれど、中根さんが紹介した価格帯でも十分に選べますね」(高橋さん)
ブランドや価格もさることながら、多彩なモデルの中から選べるのがヴィンテージウォッチの良いところ。どんなシーンにでも対応できるように、雰囲気の異なる2本を用意しておくのがおすすめだ。