予算30〜50万円。冬のボーナスで狙いたいロレックスなどおすすめヴィンテージ腕時計3選
時計マニアが集まるFIRE KIDSのスタッフが、ヴィンテージ時計の魅力を伝えるYouTubeコーナー。毎回異なるテーマで、厳選されたモデルをご紹介する。
今年もボーナスの使い道に迷っている人は多いのではないだろうか。使い方はさまざまだが、特別感があり長く身に付けることができる「ヴィンテージ腕時計」を選択肢のひとつとしてみてはどうだろうか。今回は、どんな服装やシーンにも合う、冬のボーナスで狙いたい「万能」な3本をチェックしていく。ボーナスの平均相場、30〜50万円を予算として紹介する。
ブルーの文字盤が珍しいロレックス『チェリーニ』
まず1本目は、ロレックスの『チェリーニ 1974年~1975年製 18Kホワイトゴールド Ref.3805 シグマダイヤル』。ルネサンス期のイタリア人芸術家、ベンベヌト・チェリーニの名から着想を得たシリーズだ。
「ロレックスの中でもドレスウォッチのラインナップになりますが、現行のチェリーニとは全然雰囲気が違いますよね。カッコいいですね」(新海さん)
「ブルーの文字盤が良いですよね。人とはあまり被らないかなと」(中根さん)
「チェリーニはゴールド、ホワイトゴールド、シルバー色が多いと思うんですけど、カラーのダイヤルって珍しいですよね」(新海さん)
ブルーのサンレイ仕上げの文字盤は、貴金属が使用されていることを示す「σマーク」入りで、見る角度によって異なる輝きを放つ美しい1本。18金ホワイトゴールドケースも上品な印象を与える。
「これはホワイトゴールドですよね。パッと見で金無垢と分かりにくいところも着けやすいですね」(中根さん)
「価格は50万円ちょっとくらいで、金無垢のロレックスが買えちゃう。これが1番良いんじゃないですか?」(新海さん)
オールステンレスだから気にせず使える。カルティエ『パシャC』
2本目は、カルティエの『パシャC メリディアン 1990年代製 Ref.W31078M71 ギャラ付き』を見ていく。マストタンクやサントスなどのドレスウォッチのイメージが強いカルティエだが、今回はあえてスポーツモデルのような立ち位置のパシャCを選んだと言う。
「元々『プールでも使えるように』という感じで作られたモデルですもんね」(中根さん)
「だからリューズのところがねじ込みになっていて取れるんですよね」(新海さん)
「カバーが付いてまして、これを外すと小さいリューズが付いてますよね。これがめちゃめちゃ合わせづらいという(笑)」(中根さん)
24時間針を装備したGMTウォッチで、ベゼルは回転不可、リューズ二段目の正回転でGMT針の早送り、逆回転で日付の早送りが可能なラグスポにあたるモデルだ。
「パシャCは全部ステンレスでできているので、ガシガシ使ってもらえます」(新海さん)
デザイン性が高く、35mmのケースサイズは男女問わず使いやすい。ジャケットでも、カジュアルなスタイルでも合わせやすい1本だ。
シンプルで絶対的に使いやすいロレックス『オイスターデイト』
3本目は「これは王道ですよね」ということで、ロレックスの『オイスターデイト 1971年製 Ref.6694 シルバーダイヤル 純正オイスターブレス』だ。
「ザ・ロレックスというモデルでも50万円前後くらいで買えちゃうってすごいですよね」(新海さん)
「飽きが来なくて良いですよね。オールステンレスは時と場所を選ばずに、ビジネスシーンでもプライベートでもいつでも着けられますよね」(中根さん)
すっきりとしたスムースベゼルに、シルバー文字盤のシンプルな1本。現行品、ヴィンテージともに価格が高騰しているロレックスの中でも、ボーナス1回分で手に入れることができる貴重なモデルだ。
「ロレックスの現行モデルは41mmとかなんですけど、こちらは34mmなので、腕の細い方が多い日本人にも似合うモデルですね」(新海さん)
自動巻きが付いていない手巻きならではの薄いケースは装着感も良く、日常的に使いやすいモデルだ。
高級腕時計は、一生のうちに1本は手にしたいアイテムのひとつ。手元を彩り、日常を格上げしてくれるヴィンテージ腕時計を、1年間頑張った自分へのご褒美にしてみてはいかがだろうか。