ビジネススタイルに最適なヴィンテージ時計:ソフトテイラードに合うモデル

2023.04.02
Written by 長谷川剛

ビジネスシーンでも、近年はシチュエーションによって服装が多様化している。気の置けない仕事仲間としか会う予定がない日には、あまり堅苦しくない方がいいだろう。ソフトな雰囲気をつくりだすのも、また、服装と時計のコーディネートが重要だ。

柔らかな雰囲気をつくり出す、ソフトなテイラード

定例のミーティングのため、クライアントを訪問する金曜日。開放的な気分とシリアスな気概をアピールすべく、コットンの3ピーススーツをチョイス。コットン製ならではの砕けたトーンに合わせてギンガムチェックのシャツやニットタイにてコーディネート。砕けたカジュアルスーツの場合、合わせる時計は“引き締め”要素を持つモデルが望ましい。ジュビリーブレスにスチールケースのアンティークは、クールでありつつドレッシーすぎないところが絶妙だ。このロレックスのサンダーバードは回転ベゼル付きのサードタイプ。開放的なスーツスタイルにアクティブな味わいを添えてくれるもの。

ベージュ・コットンスーツ

時計29万0000円/チューダー(ファイアーキッズ)、 3ピーススーツ7万2600円、シャツ1万9800円、ネクタイ9900円/麻布テーラー(麻布テーラープレスルームTEL:03-3401-5788)

グリーン・ジャケット

時計128万0000円/ロレックス(ファイアーキッズ)、ジャケット9万6800円、パンツ3万6300円/ラトーレ(コロネットTEL:03−5216−6521)、シャツ3万9600円/バルバ(コロネットTEL:03−5216−6513)

チェック・ジャケット

時計69万8000円/オーデマ・ピゲ(ファイアーキッズ)、ジャケット9万5700円、シャツ1万7820円、パンツ2万7500円/麻布テーラー(麻布テーラープレスルームTEL:03−3401−5788)

writer

長谷川剛

長谷川剛

1969年東京都生まれ。エムパイヤスネークビルディングに所属し、『asAyan』の編集に携わる。その後(有)イーターに移籍し『asAyan』『メンズクラブ』などを編集。98年からフリー。『ホットドッグプレス』『ポパイ』等の制作に関わる。2001年トランスワールドジャパンに所属し雑誌『HYBRID』『Warp』の編集に携わる。02年フリーとなり、メンズのファッション記事、カタログ製作を中心とする編集ライターとして活動。04年、エディトリアルチーム「04(zeroyon)」を結成。19年、クリエイターオフィス「テーブルロック」に移籍。アパレル関係に加え時計方面の制作も本格化。

記事を読む

ranking