ロレックス『デイデイト』の激レア3本! FIREKIDSスタッフも驚き!
出演:野村店長×藤井(販売スタッフ)
黒文字盤に交換も可能&ジャパンブレスのホワイト
「すごい並びですね、本当に!」(藤井さん)
「重たいね」(野村店長)
そんな掛け合いから始まった今回は、ロレックス『デイデイト』の珍しい3本を紹介。紹介する順にレア度が高くなっていく。
まずは、ホワイドゴールの控えめな輝きが上品な『デイデイト 18KWG 1960年代製 Ref.1803 箱、サービスギャラ 純正ブレス』。ブレスにはケースと同じホワイトゴールドのジャパンブレスが取り付けられており、ギザギザとしたフルーテッドベゼルは時代を感じるデザインだ。
「昔はジャパンブレスっていうと偽物みたいな扱いで、金で潰して売られちゃうんだよね。金は伸びやすいし。だから年々珍しくなっているよね」(野村店長)
「確かに“MADE IN JAPAN”はなかなか見ない刻印ですよね」(藤井さん)
ファイアーキッズでは公式LINEにて入荷情報などを発信しているが、他の『デイデイト』に比べてホワイトの閲覧数が多かったという。隠れた人気があるようだ。野村店長曰く、20年ほど前もホワイトを探している人が多かったようだが、海外では人気がなかったという。イエローゴールドの方が威張りが効くからではないか?と分析する。
野村店長から「『デイデイト』ユーザーの方どうですか?」と尋ねられた藤井さん。藤井さんは好きな時計に『デイデイト』を挙げている。
「『デイデイト』を買ってからステンレスは着けなくなっちゃいましたね。一度も止まってないんですよ。2日おきぐらいには着けていて、ずっと動き続けている。ホワイトは文字盤もグレーで使いやすそうですよね」(藤井さん)
このホワイトは、日本ロレックスにて一度黒文字盤に変えている。そのため黒文字盤が付属しており変更も可能だ。
「お得感があるよね。ホワイトでジャパンブレスが付いて黒文字盤も付いて。レア度が高いよね」(野村店長)
天然素材が光るゴージャスなマホガニー
次に紹介するのは、野村店長が「いやらしいなぁ」と腕組みする『デイデイト 1978年製 Ref.18038 マホガニーダイアル18KYG』。光沢のある赤褐色の文字盤が目を引くゴージャスな1本だ。
「天然素材だから世界で1本しかないわけですね?」(藤井さん)
「1本ずつ雰囲気違うね」(野村店長)
カルティエ『マストタンク』のマーブルブラウンのように、模様が入ったような文字盤が藤井さんの好みだという。インデックスは心持ち短く控えめ。その分、マホガニーの色味・質感がより際立って見える。
腕に着けてみてもかなりの存在感があるマホガニー。藤井さんが「気分は相当上がりますね」というと「そりゃ街も盛り上がりますよ」と野村店長は外の様子をうかがう。
ファイアーキッズ横浜本店のある白楽・六角橋商店街では、月に一度(4〜10月の毎月第3土曜日午後8時より/8月はお休み)「ドッキリヤミ市場」が開催されている。撮影中、外の市場が盛り上がっていたようだ。活気のある商店街なので「みなさんぜひ来てください!」と藤井さんが呼びかけた。
このマホガニーは1978年製。藤井さんが「最初もっと新しいモデルかなと思いました」というほど、現代っぽい面持ちだ。
「サファイアガラスを採用しているし、ロレックスがハイビートを採用したのは遅めだけれど、1978年からハイビートが出て最新モデルとして売り出されているね。クォーツ全盛の世の中になってきて、そんな高額な時計を買う人がいるんですか?という部分で、サファイアガラスだったり文字盤の素材にこだわったりしたのだと思います」(野村店長)
野村店長が気にするのは、お金の匂いがする特定の職業の人が着けていそうな印象があること。バブルを知っているおじさん世代には「抵抗感が強いかもしれない」というゴージャスなブレスだが、藤井さんの話しぶりからも若い人たちの目には新鮮で、ファッションとして抵抗なく着けてもらえそうだ。
肌なじみのいいピンクゴールド ブラックミラーダイヤル
3本目は、野村店長が「これね、おじさんでも抵抗感ないかも」と語る『デイデイト Ref.1802 18Kピンクゴールド ブラックミラーダイヤル 純正3連オイスターブレス 1960年代製』を紹介する。
スムースベゼルに3連オイスターブレス。そしてピンクゴールドでブラックミラーダイヤルと、藤井さんが「どこから語ったらいいのやら」というほど特徴的な1本。「ピンクの『デイデイト』ってだけでも嬉しいでしょ? ベゼルはスムース。みんな大好きミラーダイヤル! みんな大好きオイスターブレス! 本当にこれ作っちゃったの?」と野村店長も興奮気味だ。
本マガジン(YouTube)にも度々登場している販売スタッフのクリスさんも、見た瞬間に固まってその場から離れなかったというほど、魅力的で目が釘付けになる時計である。
マホガニーでも言及したが、野村店長曰くおじさん世代には抵抗感があるという『デイデイト』。しかし、3連ブレスでスムースベゼルを採用しているあたり、スッキリと上品な印象を与えるため抵抗感がないという。ピンクゴールドも肌なじみがいい。
野村店長は「欲しい!って顔すると足元を見られるので、欲しいって顔しなかった(笑)」と仕入れの時の様子を振り返った。
気になる価格は、ホワイトが248万円、マホガニーが498万円、ピンクゴールドは648万円だ。高価な時計を見慣れている野村店長でさえも「具合悪くなるね」と言ってしまうほど、どんどん跳ね上がっていく。イエローゴールドでスムースベゼル+3連ブレスは見たことがあるが、1802でミラーダイヤルのピンクゴールドは見たことがないという珍しい代物。コレクターの方が30年間所有していたもので状態が良いようだ。
「これはおじさんに譲ってあげて。こんな格好良い『デイデイト』しているおじさんに会いたいな。これは本当に好きな人に買ってほしい」(野村店長)