シチズン

「市民に親しまれるように」との想いを込め命名されたシチズンは、1918年に尚工舎研究所として創業された。30年に高田馬場に「シチズン時計」を設立。36年には現本社がある田無(現・西東京市)に工場を完成させる。真摯に時計づくりを行っており、50年代から70年代にかけて上質な機械式時計を製作していた。しかし、クォーツの時代になり、そちらへシフト。76年にはアナログ太陽電池時計を開発、93年にはアナログ多針式タイプの電波時計を、2003年にはアンテナ内蔵のフルメタル電波時計を完成させている。また光をエネルギーにした、光発電エコ・ドライブムーブメントを開発し、2018年には年差±1秒という驚異的なムーブメントを開発している。現在は、この「エコ・ドライブ」を中心に時計製作をおこなっているが、機械式のモデルも製作している。

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