ロレックスだけじゃない!カラーが映えるコンビ時計の魅力

2024.11.24
Written by 編集部

出演:中根×三好

今回は、スタッフの中根さんと三好さんが個性の光るコンビ時計を紹介する。

コンビとは、ステンレスとゴールドなど異なる素材を組み合わせたコンビネーション時計のこと。異なる素材のためツートンやトリコロールなど色使いに特徴が見られる。

中根さんは、初めて買ったのがロレックス『デイトジャスト』のブルーコンビだという。その後に買ったオメガ『スピードマスター』もブルーコンビ。そして、この日に着けていたのも“青サブ”ことロレックス『サブマリーナー』のブルーコンビだ。

なぜそんなにコンビが好きなのか——。三好さんが尋ねると「オールステンレスに比べたら色数が多い。3色以上になると反応してしまう」と語る中根さん。やはり色使いが惹かれるポイントのようだ。

それでは、ロレックス・シチズン・オメガの3メーカーからチョイスした、魅力的なコンビを見ていこう。

ブラックが映える、ロレックスのGMTマスター

1本目は、ロレックス『GMTマスターⅡ 1998年製 Ref.16713 黒金 箱付き 純正ジュビリーブレス』を紹介する。

「シルバーとゴールド、そして文字盤のブラックで3色だから『お〜!』ってなるんですよ。ガンダムもトリコロール。3色以上使っていて格好良いじゃないですか!」(中根さん)

「例えばイエローゴールドは『自分には強すぎる』という男性が多いですけれど、中根さんは攻められるんですね?」(三好さん)

「そうですね。見た目のインパクトに惹かれると思います。この組み合わせも好きです。黒&金って格好良い! なぜこれを紹介するかというと、自分が好きな1990年代の時計だから。この辺の年代は問題なく使いやすいと思います」(中根さん)

金無垢の時計よりはギラついた感じがないが、オールスレンレスよりは少しグレードが上がるところも、中根さんの心をくすぐるポイントだ。

「これはフチありのインデックスで、フチにもゴールドがあしらわれている。ジュビリーブレスも華やかですよね。GMTマスターⅡは憧れの一本でもあります」(三好さん)

「価格は198万円だけれど、やはりそれだけの価値があると思います」(中根さん)

ネックレス・イヤリング・リングなどのアクセサリーを楽しむ三好さんは、スタイリングしやすいところがコンビを推す理由だという。

「コンビはゴールドのアクセサリーにもシルバーのアクセサリーにも合わせられるし、華やかさもあるので好きです」(三好さん)

デイトジャスト似!? シチズンの4Hアラーム

2本目は、シチズン『4Hアラーム 1965年製 希少コンビブレス付き 手巻き』をチョイスした。

「少しロレックスのデイトジャスト味が感じられるけれど……。アラーム付きなのがシチズンならでは。アラームは良い音がするんですよね。ジリジリっと鈴虫っぽくて、電子音ではない金属がぶつかる音が良いです」(三好さん)

当時買った人たちはアラーム機能を使っていたのかが気になるところ。ファイアーキッズのスーパーバイザー野村さん曰く、腕元で鳴り振動を感じるため、当時は想像するよりも活躍していた機能ではないかという。

価格は14万8千円とお求めやすい。デイトジャストは買えなくともクラシックなコンビが好きな方にはおすすめの一本だ。

アヴァンギャルドなオメガのコンステレーション

最後は、オメガ『コンステレーション 1984年製 コンビ 裏スケルトン』について語る。

「これは“マンハッタン”という限定モデルとして発売されたものです。とてもオシャレ!」(三好さん)

「文字盤が白いのがオシャレだと思います。けっこうこの組み合わせが好きですね。スピードマスターのオートマチックでも黒ベゼルで白文字盤のコンビがあって、良いなと思ったことがあります」(中根さん)

白文字盤は爽やかさやエレガントさを演出するのにもってこいだ。

「これは通常のコマのブレスではないけれど、外の金具の部分がゴールドになっていて、普通のコンビよりも少しアヴァンギャルドな感じがあります。裏スケルトンもロマンチック」(三好さん)

「裏は銅メッキですかね。仕上げもしっかりしていて綺麗です」(中根さん)

文字盤の外に刻まれているローマン数字がゴージャスさを演出しており、アクセサリー感が強い。三好さん曰くジュビリーブレスよりも腕に馴染みやすいようで、女性がアクセサリーのひとつとして着けるのもおすすめだ。意外にも?二人ともこの一本が好きだという。

コンビは個性的でファッションの幅も広がる時計が多い。コンビといえばロレックスが有名だが、紹介したようにシチズンやオメガなど他のメーカーにもあるので、ぜひお気に入りの一本を見つけてほしい。

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