オメガシーマスターの新作は2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の記念モデル

オリンピックの1年前に発売

　オメガの名作『シーマスター』の新作は、スポーツウォッチが多いオメガらしくオリンピックに関連するモデルであった。ちょうど1年後の2026年2月6日にイタリア・ミラノのコルティナで開かれる冬季オリンピックを記念した『シーマスター ミラノ・コルティナ 2026』がそれで、1年前の2025年2月6日に発売された。

　オメガのオリンピックでの歩みは、1932年のロサンゼルス大会の公式計時にはじまり、90年以上の歴史を持つ。その伝統は連綿と受け継がれ、とくにクロノグラフでは多くの傑作ウォッチを製作している。

　今回のスペシャルエディションは、アイコニックなシーマスターのクラシックなデザイン要素と現代のクラフツマンシップを融合させている。18Kムーンシャイン™ゴールド製のシンメトリーなケースは、ポリッシュ仕上げと独特の六角形のリューズによって洗練されたプロポーションとなっており、これは初代の『シーマスター オリンピック タイムピース』を彷彿とさせるデザインでもある。

伝統を受け継ぎ進化させたモデル

　ダイヤルはホワイトのグラン・フー エナメルに彫刻を施した18Kムーンシャイン™ゴールドのインデックスが印象的で、その周辺に置かれるダイヤモンドでポリッシュしたファセット加工の18Kゴールドのドーフィン針やグレーのプチ・フー エナメルで転写したロゴ、ミニッツトラックがいいアクセントになっている。

　ムーブメントは、オメガ独自の自動巻きコーアクシャル マスター クロノメーター「Cal.8807」が搭載されている。これは、スイス連邦計量・認定局（METAS）のテストによるマスター クロノメーター認定を受けており、精度、性能、耐磁性が保証されたものである。

　ポリッシュ仕上げのケースバックには、ミラノ・コルティナ 2026 オリンピックのロゴをあしらった記念のメダリオンがセットされており、オリンピックとの繋がりを表現している。

　またこのモデルには、同色のレザーライニングが施されたブラウンのレザーストラップ、そしてポリッシュ仕上げの18Kムーンシャイン™ゴールドのバックルが付属している。

　オメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンも「このタイムピースは、ロサンゼルス大会以降、オメガが提供し続けているオリンピックでの卓越性を象徴しています」というほど、伝統を受け継ぎ進化させたモデルである。