ヴィンテージウォッチとカジュアルスタイルの完璧な組み合わせ<レディス編>
スタイリング=川田真梨子 文=長谷川 剛
ヴィンテージ時計はジャケットやデニムスタイルなど、行動的な装いにも合わせたい。長い年月愛され、継承されてきたモデルには普遍の輝きが宿り、それが個性的なスタイルでも十分にマッチするからだ。レディスヴィンテージ時計もヴァリエーションは豊富なので、自分らしい1本が見つかるはずだ。
デニムに合わせるドレスウォッチ
フェミニンなワンピースに味わいの強いジージャンを合わせた装いは、非常に若々しいセンスを感じさせるもの。だからこそ本格時計を取り入れて、しっかり大人の筋を通したい。ロレックスのラウンド型が物語るのは、ハズしの装いもあえての“遊び”だという余裕。定番的なカーフストラップではなく純正のスエードストラップも、落ち着きを感じさせる小粋なエッセンス。ただのお洒落好きにあらず。酸いも甘いも噛み分けた、洒脱なスタイルがそこにある。
Gジャン
カジュアルWジャケット
グリーンジャケット
writer
長谷川剛
1969年東京都生まれ。エムパイヤスネークビルディングに所属し、『asAyan』の編集に携わる。その後(有)イーターに移籍し『asAyan』『メンズクラブ』などを編集。98年からフリー。『ホットドッグプレス』『ポパイ』等の制作に関わる。2001年トランスワールドジャパンに所属し雑誌『HYBRID』『Warp』の編集に携わる。02年フリーとなり、メンズのファッション記事、カタログ製作を中心とする編集ライターとして活動。04年、エディトリアルチーム「04(zeroyon)」を結成。19年、クリエイターオフィス「テーブルロック」に移籍。アパレル関係に加え時計方面の制作も本格化。