【超難問】ロレックスにまつわるクイズ、10問に答えよ!
出演:野村×松浦×クリス
ロレックスに焦点を当てた10問のクイズを用意! 野村スーパーバイザーと松浦マネージャーが挑んだ。ヴィンテージ時計歴の長い二人も苦戦する、マニアックでちょっと捻くれたクイズが並ぶ——。あなたは何問答えられるだろうか。
歴史も現在の話も。超難問ロレックスクイズ!
Q1. ロレックス史上、10万個目の製造はデイトジャストでした。さて、ハンス・ウィルスドルフさん(ロレックス創業者)はこの特別な一本を誰に送りましたか?
「家族だよね。クリスが好きなパターンといったら」(野村さん)
「クリスが出すということで見た方がよいですね。妻なんじゃないかな?」(松浦さん)
二人の予想に反して答えは……
A. ウィンストン・チャーチル(イギリス第61・63代首相)
Q2. 1970年代のステラ文字盤は主にデイデイトに搭載されていますが、ステラは誰にちなんで名付けられたといわれていますか?
「ステラは中東向けだよね。いや〜意地が悪い質問だな」(野村さん)
「なかなか難しいですね。ステラといったらステラ・マッカートニーだけれどね」(松浦さん)
「1970年代のステラですね。ギブアップでもいいですよ」(クリスさん)
「クリスってこんな感じ悪かったっけ?笑」(野村さん)
「ヒントも用意しています。鮮やかな色の使用で有名なアメリカのアーティスト」(クリスさん)
A. フランク・ステラ(画家・彫刻家)
「この方のアートワーク、実は私も大好きです。彫刻的な3D作品もあります」(クリスさん)
Q3. イタリア語で「Freccione」という言葉をニックネームとするロレックスのスポーツウォッチは?
「全然わからない」(野村さん)
「ヒント。Freccioneは“ビッグアロー”という意味です」(クリスさん)
「そうするとサブマリーナーしか思い当たらないけれどね」(野村さん)
「ビッグアロー……GMT?」(松浦さん)
「実は我々も扱っている時計です」(クリスさん)
A. エクスプローラー Ref.1655
「今のところ、3クエスチョンとも当てられていないですね。ここからチェンジアップしていきましょう!」(クリスさん)
Q4. ハンス・ウィルスドルフさんが1960年に亡くなった時、誰が会社を引き継ぎましたか?
「娘」(松浦さん)
「弟」(野村さん)
A. アンドレー・ハイネガー
「社内の方です。おもしろいポイントがありまして、このアンドレーさんが正式に引き継ぐまでに、4年のブランクがあるんですよ。なので、ロレックス社は実質4年間リーダーレスだったんです」(クリスさん)
Q5. 創業当初はウィルスドルフ&デイビスという名であり、後にロレックスとなるこの会社。ロンドンの何という宝飾店街を拠点としていましたか?
「街の通りの名前ということ?」(松浦さん)
「無理無理無理!」(野村さん)
A. ハットン・ガーデン
Q6. インスタグラムではミスターロレックスとして知られている時計ライターで、ロレックスの著名な権威は誰でしょう?
「知りません」(野村さん/松浦さん)
「“The Best of Time Rolex Wristwatches”という本を出した方です」(クリスさん)
A. ジェームズ・ダウリング
「当たってないですね……。野村さんがいろいろと時計について教えてくれるとき、映画の話をするじゃないですか。映画の話をしていきましょう」(クリスさん)
Q7. 映画『007 死ぬのは奴らだ』(Live and Let Die)で、ジェームズ・ボンドが着用していたロレックスのサブマリーナーには2つの特徴があります。1つはノコギリを兼ねたベゼルですが、もう1つは何?
「レーザーじゃない?」(松浦さん)
「あれ? なんかドリルじゃなかったっけ?」(野村さん)
「この特徴を使って2つのことをしたんですよ。1つは女性のドレスのジッパーを下ろして脱がせた。もう1つは、メタルのオブジェを引き寄せるために使いました」(クリスさん)
「マグネットだ!」(松浦さん)
A. マグネット
「ピンポーン! 極度に強化された磁場ですね。みなさん、時計はできるだけパソコンや携帯から離して保管しましょう。では8問目。楽しいですね!」(クリスさん)
「クリスだけ楽しんでいる気がするね」(野村さん)
「我々はおもちゃにされていますね」(松浦さん)
Q8. このロレックスのアイコニックなモデルは、メルボルンでの夏のオリンピックの開催、トム・ハンクスの誕生、ユーロビジョン・ソング・コンテストがデビューした年に発表されたモデルです。何年のどのモデルでしょう?
「メルボルンは1950年代だったよね?」(野村さん)
「そうです。さすがです、野村さん」(クリスさん)
「有名なのはオメガのシーマスターであるけれど」(野村さん)
「今回は『ロレックス最高!』の回なので。1950年代で発表されたロレックスを考えてみるといいかもしれないですね」(クリスさん)
「サブマリーナー、GMT、エクスプローラー……多すぎるよね」(野村さん)
「スポーツじゃないとか。もしかして意外にサンダーバード?」(松浦さん)
「ベテランの二人なので、簡単すぎる質問を出してもつまらないですよね。今まで出してきた質問はかなり難しいと思います」(クリスさん)
A. 1956年/デイデイト
Q9. 現代のロレックスのRefナンバーが「5」で終わる場合、それは何でできていますか?
「また意地悪いねぇ。俺が現行品を知るわけないじゃん」(野村さん)
「現行、わからんなぁ。プラチナ!」(松浦さん)
「ブブー!」(クリスさん)
「プラチナではないのはわかる。金でもないのもわかる。ホワイトでもないのも……ん? ホワイトは分けた?」(野村さん)
「時間切れですね。ローズゴールド最高!」(クリスさん)
A. ローズゴールド
Q10. ロレックスの象徴的なメルセデスハンドは、どんな機能的な役割があってあの形なのでしょう?
「一説によると、1920年代でしたっけ? メルセデス・グライツさんがドーバー海峡を泳いだ時にオイスターを首に巻いて15時間大丈夫だったからメルセデスにした。メルセデス・ベンツも実際にそのくらいに創業していますよね」(クリスさん)
「単純に夜光が崩れないようにじゃないの?」(野村さん)
「夜光を付けておくため?」(クリスさん)
「まん丸だと落ちちゃうから」(野村さん)
「諸説あるなかロレックスは発表していないので、答えはわかりません!」(クリスさん)
A. ???(答えは不明)
最後は歯切れの悪いクイズとなってしまったがご容赦を……。ロレックスにまつわるマニアックなクイズをお届けした。老舗メーカーの時計は、その長い歴史や関わるエピソードを知って身に着けるとより特別な一本になるだろう。
writer
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