レア度が高いのに“お得”に買える!ヴィンテージ時計3選

2024.02.25
Written by 編集部

出演:野村店長×高橋(販売スタッフ)

希少価値の高い時計は値が張るイメージがあるが、中には「その価格でいいの?」と思う時計も存在している。今回はそんな“お得”なヴィンテージ時計をピックアップ。オメガ、ジラール・ペルゴ、ロレックスの3本紹介する。

1年しか作られなかったベネトン時代のシューマッハモデル

最初に紹介するのは、伝説のF1ドライバー、ミハエル・シューマッハのモデル。オメガ『スピードマスター』(シューマッハ 1995年製 イエローダイヤル Ref.3511-12)だ。ほとんど市場に出回っていない激レアな一本。アルミベゼルのものは目にするが、これはステンレスベゼルのもの。発売当初は10万円台前半で、現在は39万8千円となっている。

「アルミベゼルのシューマッハは、フェラーリ時代のもの。でもこれはベネトン時代のやつ。シューマッハがベネトンでF1デビューした頃の時計。だからレアなんです」(野村店長)

「知らなかったですね、納得です。アルミベゼルはまあまあ出ているけれど、ステンレスベゼルは出てこないですね」(高橋さん)

シューマッハモデルは横目のインダイヤルが多いが、これは縦目のデイト付き。鮮やかなイエローも目を引く個性的な一本だ。1965年製だが、シューマッハは1996年にはフェラーリに移籍したため、作られたのは1年だけというのもレア度を高めている。

「当時新品で買えた世代からすると高いなという気持ちもあるけれど、今のスピードマスターのオートマチックは100万円の世界。そう考えると39万8千円は安すぎませんか?」(野村店長)

メンテナンスしやすいETA社のムーブメントを搭載しており実用性も高いため、ファーストヴィンテージを探している方にもおすすめだ。

ブレゲよりもおすすめ? 人と被らないジラール・ペルゴ

次に紹介するのは223万円の時計。一見すると高いものの、二人とも口を揃えて「安い」と語る、ジラール・ペルゴ『タイプ20』(Cal.720 1960年代製 フランス空軍パイロットウォッチ)だ。

「ブレゲだと500〜800万円のアベレージで売っていますもんね。抜群に綺麗だし『いいの? 223万円で』というくらい出回っていない。ブレゲは確かに惹かれますけれど、基本的には同じ機械で外装も同じところで作っているんじゃないのかな? ブレゲの方が製造期間が長くてたくさん出ているのに倍以上の価格」(野村店長)

「レア度を考えたらこっちの方がレアですよね。そういう意味では安いといえる。ブレゲも人と被らないと思うけれど、これはより被らないですね」(高橋さん)

リベットブレス付きなのに安い! ロレックス オイスター

3本目は、68万円のロレックス『オイスター』(1964年製 ビッグケース 手巻き Ref.6424 グレーダイヤル)だ。

「ステンレスケースでグレーのダイヤル。円周上の仕上げが入っていて格好良いですよね。ステンレスをくり抜いた感じ。全体の統一感がある」(高橋さん)

お得だといえる理由は、20mmのリベットブレス付きでありながら68万円に抑えられていること。

「これだけコンディションの良いリベットブレスは、40〜50万円で取り引きされている。40万円で考えてもヘッドを28万円で買えちゃうということですよ。なんでこういう個体がないのか——。みんなバラして売りたがるんです。そうすると、ブレスは40〜50万円で、ヘッドは別で40〜50万円くらいで売れる」(野村店長)

「バラした方がお金にしやすい時計ですけれど、時計好きとしてはセットで売りたいですよね」(高橋さん)

「けっこうレアポイントが詰まっていて、36mmケース自体が珍しい。ノンデイトでアルファハンドでグレーダイヤル。20mmのリベットブレス付き。安っ!となりますよね」(野村店長)

「初心者から上級者まで使える良い時計です」(高橋さん)

メンテナンス性にも優れているのも良いポイントに挙げられる。そして、今の市場価格から見ても68万円は割安といえるという。希少価値を理解すればその安さは魅力的に見えてくる。高橋さんは「野村さんのように知識がある人と話すとレアさがより見えてくるので、ぜひ接客を受けてみてください」と視聴者に投げかけた。

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