ヴィンテージ好きスタッフ注目!これから仕入れを強化したい時計

2024.03.01
Written by 編集部

出演:野村店長×高橋(販売スタッフ)

国産から世界の名門まで、ヴィンテージウォッチは幅広い。今後、注目の時計を3本紹介する。

初のフルチタンケース。IWC『ポルシェデザイン』

1本目は、IWC『ポルシェデザイン オーシャン2000』(トリチウム 2000m防水 ダイバーズウォッチ 1992年 箱、国際保証書付き)。

「これは雰囲気ありますよ。夜光の焼け方も」(高橋さん)

「1992年だから僕が20歳の時なので、僕らからすると『中古でしょう?』という感じもあるけれど充分にヴィンテージ」(野村店長)

「当時、流行りましたよね。僕はまだ幼かったのでもちろん買えなかったけれど、先輩や年上の方が着けていて憧れていました」(高橋さん)

「僕も当時憧れていましたけれど、ちょっと手が出せないな……くらいの感じですよね。だから今、僕の世代の人が『あれ?買えるな』と探している人も多いと思います」(野村店長)

価格は94万8千円。100万円アンダーで買えるのは今のうちだろう。高橋さん曰く、使い込まれている個体が多く、状態が良いものが少ないようだ。ベルト一体型であるため、ベルトの状態がウィークポイントになってしまう。

「チタンなのでステンレスに比べれば頑丈だけれど、傷が付いたら磨きにくいんですよ。そういうこともあり綺麗なものを探すのは難しい時計なんです。でもこの個体はベルトもあまり使用感がない」(野村店長)

ファイアーキッズではなるべく状態が良いものを取り扱っている。

「IWCが1980年代に開発した時計ですけれど、技術革新の意味ではすごく貢献していますよね。フルのチタンケースはIWCが初めて。1970年代にセイコーが600mダイバーで出したけれどフルではなかったので。『2000mやるならチタンでしょう』というところでね。ポルシェデザインとコラボしてIWCが製造。1980年代のクォーツ全盛の時代に、ここまで力を入れて作った時計ってすごいですよね」(野村店長)

IWCは、永久カレンダーやムーンフェイズ・クロノグラフ、トリプルカレンダーなど複雑な時計を手がけており、機械式時計の復権に貢献してきたメーカーだ。

「僕は1980〜1990年代のIWCが好きで、あったら仕入れたいです。もちろんそれ以前の古い時計も大好き」(野村店長)

一期一会のレア物。ロレックス『サンダーバードコンビ』とチューダー『盾レンジャー』

続いて、ロレックス『サンダーバードコンビ』(1961年製 ドーフィンハンド 楔インデックス シャンパンゴールドRef.1625)と、チューダー『盾レンジャー』(Ref.7995/0 ジャパンブレス付き 1966年製)の2本を同時に見ていく。

ロレックス『サンダーバードコンビ』は、ドーフィンハンドと楔インデックがヴィンテージらしい面持ち。純正のコンビジュビリーブレスが付いている。チューダー『盾レンジャー』は、珍しい盾マークがあしらわれたノンデイト。これまたレアな純正のジャパンブレスが付きだ。

「スペシャル系は難しいですけれど、こういうレア物も取り扱いたいですよね。見つけたら即買いという感じの時計。良い出会いがあるといいかな」(野村店長)

「1960年代の時計には変わらず力を入れていきたい。でもなかなか揃わないですもん。限られたお店だけですよね」(高橋さん)

「一期一会。『こんなところでこんな時計に会っちゃった』みたいな。だから安定して供給するのは難しいですけれど頑張ります」(野村店長)

「こういう良い時計を軸にやっていくスタンスですね」(高橋さん)

ヴィンテージマニアの二人が個人的に欲しい時計は?

仕入れとは関係なく、個人的に欲しいヴィンテージ時計はどんなものなのだろうか。

「国産で何かスペシャルな時計が欲しい。やはりこれは出会いなので、良い状態の時計が出たら……。ファースト系かな」(野村店長)

「僕はバブルバックが欲しいですね! 買える予感はしないんですけれども、出会いがあれば。あとは国産の44GS。僕はKSでもいいです」(高橋さん)

「(キングセイコー)44KSクロノメーターは良いですよ。その辺は良いものがあれば仕入れますのでぜひ!」(野村店長)

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