【ロレックス】エクスプローラー1、歴代モデルからおすすめヴィテージを紹介

ロレックスの『エクスプローラー1』は、そのシンプルなデザインと堅牢な性能で世界中の時計愛好家から愛されてきました。歴代モデルの中には、特にヴィンテージとして現在でも高い人気を誇るものがあります。そこで、『エクスプローラー1』の魅力的なヴィンテージモデルを紹介します。

ロレックス エクスプローラー1とは?

ロレックスの『エクスプローラー』は、時計界のアイコンの一つであり、その歴史は豊かで興味深いものです。『エクスプローラー』の起源は、1953年に遡ります。この年、エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイは、これまで人類が成し遂げたことがない地球上の最高峰エベレストへの登頂に成功しました。この時、遠征隊はオイスターパーペチュアルクロノメーターを装備していました。そして、ロレックスは同年に登山家や冒険家向けの新しい時計『エクスプローラーRef.6350』とノンクロノメーター仕様の『Ref.6150』を発表しました。

『エクスプローラー』の名前は、その名の通り、探検や冒険に挑む人々のための時計を象徴しています。多くの有名な登山家や探検家がエクスプローラーを愛用し、世界中の未知の地域を探検しました。エドモンド・ヒラリーなど、歴史上の偉大な登山家たちは、エクスプローラーを信頼するパートナーとして持ち歩いてきました。

初代の『エクスプローラー』は、そのシンプルなデザインと堅牢な構造で注目を浴びました。視認性を重視したダイアルには、輝く三角のマーカーや大きな針が配置され、暗闇でも時間を正確に読み取ることができます。この時代の時計にしては珍しく、防水性も備えていました。

1980年代後半に一度製造中止となりましたが、1990年に製造が再開され、モデルチェンジが行われました。現在の『エクスプローラー』は、その伝統を受け継ぎつつも、最新の素材と技術が取り入れられています。視認性の高いダイヤルや耐久性のあるケース、精度の高いムーブメントなど、『エクスプローラー』は現代の冒険家やアウトドア愛好家にとって不可欠なアイテムとなっています。

『エクスプローラー』は、時計愛好家にとっても魅力的な存在です。そのシンプルで洗練されたデザインは、普段使いから特別な場面まで幅広く活躍します。また、ロレックスの品質と信頼性に対する評価も高く、エクスプローラーは投資としても価値があります。

さらに、ロレックスは『エクスプローラー』を通じて、環境保護や持続可能な探検を支援する取り組みにも積極的に取り組んでいます。これにより、単なる時計以上の意味を持ち、世界の未知の地域や自然環境を保護するための大切なパートナーとして位置付けられています。

歴代モデルの中からおすすめのエクスプローラー1

高級時計として人気の『エクスプローラー』には、ヴィンテージの『エクスプローラー1』だけが持つ歴史と魅力があります。

エクスプローラー1 Ref.14270

ロレックスの『エクスプローラー1 Ref.14270』は、1990年代から2000年代初頭にかけて製造されたモデルです。この時期のエクスプローラーは、クラシックなデザインと堅牢な性能で知られています。ムーブメントには、ロレックスの自社製Cal.3000ムーブメントが搭載されています。このハイビートのムーブメントは信頼性が高く、精度も優れています。また、クロノメーター認定を受けており、正確な時間を保持します。

伝統的なエクスプローラーのデザインを受け継いでおり、シンプルで洗練された外観が特徴です。直径は36mmで、ステンレススチールのケースとブレスレットが使用されています。耐久性と防水性が高く、アウトドア活動や日常の使用に適しています。

このRef.14270は『ラブジェネレーション』と『HERO』で主人公を演じる木村拓哉が身につけていたことで人気に火がつき、正規店では品切れ状態が続きました。

エクスプローラー1 Ref.1016 フロッグフッド 

Ref. 1016は、『エクスプローラー1』の歴史的なモデルの一つです。通称「フロッグフット(Frog Foot)」として知られることもあり、ロレックスの王冠マークの形状がカエルの足のように見えることからそう呼ばれています。このモデルは1960年代から1980年代にかけて製造され、その後のモデルに影響を与えました。

Ref. 1016は、36mmのケースサイズとクラシックなデザインが特徴で、シンプルな文字盤と大きな三角形のマーカーが特徴です。文字盤の中央にはロレックスの冒険心を象徴する『エクスプローラー』の名が入り、その文字盤全体が清潔で見やすいデザインとなっています。

今日、Ref. 1016はコレクターの間で高い人気を誇り、希少価値も高いです。そのシンプルなデザインと歴史的な価値から、多くの時計愛好家にとって理想的なコレクションアイテムとなっています。

エクスプローラー1 Ref.114270

前のモデル(Ref.14270)との大きな違いはありませんが、2001年にムーブメントがCal.3000からCal.3130に変更され、リファレンス番号が6桁表示のRef.114270に変更されたものです。

素材や文字盤のバリエーションは限られており、ステンレススチール製のケースとブラック文字盤が唯一の選択肢です。このシンプルさは、時計としての視認性と堅牢性を強調し、ツールウォッチとしての使命を果たしています。Ref.14270の人気が続く中、2001年に発表されたRef.114270も最初は品薄状態が続きました。

エクスプローラー1 Ref.6610

Ref. 6610は、『エクスプローラー』のセカンドモデルです。このモデルは、1950年代に登場し、『エクスプローラー』の歴史の中で重要な位置を占めています。36mmのステンレススチールのケースを持ち、厚みのあるインデックスが特徴のブラックのダイアルが搭載されており、視認性を向上させるために、時間の表示が強調されています。

ムーブメントには、ロレックスの自社製ムーブメントであるCal.1030が搭載されています。このムーブメントはクロノメーター認定を受けており、正確な時間を保持します。

Ref. 6610は、その名の通り、探検やアウトドア活動を行う人々のために設計されました。その耐久性と信頼性は、登山家や探検家などのプロフェッショナルからも高く評価されています。

また、Ref. 6610は、『エクスプローラー』の中でも初期のモデルであり、人によってはこちらが『エクスプローラー1』の原点とする人もおり、その歴史的な価値も高いです。そのため、コレクターの間で高い需要があり、市場で高額に取引されることもあります。

エクスプローラー1の評判は?

『エクスプローラー1』は、その高い品質と信頼性、そしてロレックスブランドの名声によって、高価な時計の一つとして知られています。そのため、価格は一般的な時計と比較して高価ですが、その品質とデザインから多くの人々にとって価値のある投資と見なされています。

高価格であるにも関わらず、『エクスプローラー1』は人気が非常に高いモデルの一つです。その堅牢さと実用性は、登山家やアウトドア愛好家、そして一般の時計愛好家にとって魅力的な要素となっています。また、ロレックスのブランドイメージも一部には価格を支える要因です。ロレックスは高級時計のシンボルであり、そのブランド価値は多くの消費者にとって魅力的な要素となっています。

さらに、『エクスプローラー1』はコレクターの間でも人気があります。特に限定版や希少なモデルは、コレクターの間で高い評価を受けています。このような人気と希少性は、価格を押し上げる要因の一つとなっています。

総じて、『エクスプローラー1』は高価でありながらも、その品質、デザイン、ブランド価値から多くの人々にとって価値のある時計として評価されています。そのため、需要が高く、価格も相応に高騰していると言えます。

まとめ

いかがでしたか?『エクスプローラー1』はロレックスの象徴的なモデルであり、その歴史には数々の魅力的なヴィンテージモデルが存在します。これらヴィンテージの『エクスプローラー1』は、そのデザインや機能性だけでなく、その背後にあるストーリーや歴史も魅力の一つです。ぜひ、自分のコレクションに加えて、時代を超えた価値と魅力を体感してみましょう。

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