ブライトリング ナビタイマー Ref.806 解説|1960年代パイロットウォッチの名機
ブライトリング ナビタイマー Ref.806は、ペンシルハンド、回転計算尺、3カウンターを備えた、1960年代の現場で実際に使われた本物のツールウォッチです。
AOPA(国際パイロット協会)とのつながりを持ち、名機Cal.Venus178を搭載したこのモデルは、ヴィンテージブライトリングの中でも特に多くのコレクターに愛され続けています。

ナビタイマー Ref.806 の基本仕様
スペック概要
| 項目 | 仕様 |
| リファレンス | Ref.806 |
| 製造年代 | 1960年代(1965〜1968年製が多い) |
| ムーブメント | 手巻き / Cal.Venus178 / Cal.Venus178TJ |
| ケース素材 | ステンレス / GF(金張り) |
| ケースサイズ | 41mm(リューズ別) |
| ラグ幅 | 22mm |
AOPAマーク:ファーストとセカンドの見分け方
ナビタイマーRef.806には複数の世代があります。6時位置のAOPAマークが重要な識別点です。ファーストモデルではAOPA(国際パイロット協会)のオリジナルマークが使われています。セカンドモデルからはマークが折り鶴のような航空機2機がランデブーするデザインに変わり、インダイアルも白抜きになります。また、セカンドモデルの初期型ではAOPAロゴがアップライトになった希少な仕様も存在します。

名機 Cal.Venus178
ヴィーナス社製の名機
ナビタイマーRef.806に搭載されたCal.Venus178は、ヴィーナス社製の手巻きクロノグラフキャリバーで、ブライトリングの歴史を語るうえで欠かせない名機です。現在もオーバーホールにより多くの個体が良好な動作状態を保っており、手巻きや針回し、クロノグラフの操作がスムースな個体が多く確認されています。
夜光塗料の経年変化
ナビタイマーRef.806のヴィンテージ個体では、夜光塗料が均一に焼けた状態のものが好まれます。年代なりの自然な経年変化が、むしろヴィンテージとしての味わいを高めています。
選び方のポイント

ポイント1:ファーストorセカンドの確認
6時位置のAOPAマークでモデル世代を確認しましょう。どちらもコレクターから高い評価を受けていますが、特にセカンドモデル初期のAOPAロゴがアップライトになった希少な仕様は見つけたら要チェックです。
ポイント2:回転計算尺スケールの読み取り確認
外周の回転スケールは摩耗・汚れで読み取りにくくなっている個体があります。スケールが鮮明に読み取れることを確認してから購入することを推奨します。
ポイント3:クロノグラフプッシャーの動作
スタート・ストップ・リセットのクロノグラフ操作がスムースかどうかを確認します。プッシャーが固着・動作不良の個体はオーバーホール費用が高くなります。
よくある質問(FAQ)
Q.ナビタイマーRef.806のファーストとセカンドの違いは?
A. 最も分かりやすい違いは6時位置のAOPAマークです。セカンドモデルからはマークが折り鶴のような航空機2機がランデブーするデザインに変わり、インダイアルも白抜きになります。またセカンド初期型にはAOPAロゴがアップライトになった希少な仕様も存在します。
Q.Cal.Venus178はどんなムーブメントですか?
A. ヴィーナス社製の手巻きクロノグラフキャリバーで、ブライトリングの歴史を支えた名機として知られています。製造から60年以上経過した現在も、多くの個体でスムースなクロノグラフ操作が確認されています。
Q.ナビタイマーRef.806の回転計算尺の使い方は?
A. 文字盤外周の回転スケールは速度・距離・時間の計算に使用するパイロット向けツールです。ペンシルハンド、回転計算尺、3カウンターという装備は、航空の現場での実用を前提に設計されたものです。
まとめ
ブライトリング ナビタイマー Ref.806は、1960年代の航空の現場で実際に使われた本物のパイロットウォッチです。Cal.Venus178の滑らかなクロノグラフ操作、外周の回転計算尺、ペンシルハンドのシャープな印象——これらすべてが当時のプロフェッショナルの要求から生まれた機能美です。ヴィンテージならではの夜光塗料の経年変化も含め、ぜひ実物を手に取って確認してみてください。
■ 世代の見分け → 6時位置のAOPAマークを確認
■ ムーブメント → 名機Cal.Venus178搭載
■ 仕様 → ペンシルハンド、回転計算尺、3カウンター
■ チェックポイント → 計算尺の視認性とプッシャーの動作
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