ロレックスをつけてる男はダサい?実際のところを考える
「ロレックスをつけてる男ってダサくないですか?」
こうした疑問や、「ロレックスが欲しいけど、ダサいと思われないか心配で」という声は意外と耳にします。
ロレックスそのものがダサいわけではありません。ただし、「ダサく見えるつけ方」は確かに存在します。

ダサいのはロレックスじゃなく「つけ方」
同じデイトジャストでも、着け方によってまったく印象が変わります。
たとえば、スーツにピカピカの金無垢デイデイトを合わせて、袖口からこれ見よがしにチラ見せする。あるいは、Tシャツにサブマリーナを着けて、会話のたびに腕時計が見えるように手を動かす。
これは時計がダサいんじゃなくて、「見せたい」が前面に出すぎている。ロレックスに限らず、高級時計の嫌味は「主張の強さ」から生まれます。
逆に、自分のスタイルに自然に溶け込んでいるロレックスは、とても魅力的に映ります。
ヴィンテージロレックスには「嫌味」がない
現行のロレックスは、良くも悪くも「高級時計の代名詞」になってしまいました。着けているだけで値段を推測される。それが嫌だという気持ちはわかります。
でも、1960〜70年代のヴィンテージロレックスには、その嫌味がほとんどありません。
Ref.1601のデイトジャストは36mm。現行の41mmと比べるとかなりコンパクトで、袖口にすっと収まります。フルーテッドベゼルの輝きも、経年で落ち着いたトーンになっていて、ギラギラした印象がない。
エアキングに至っては34mmのノンデイト。シンプルすぎて、時計に詳しくない人が見たら「ロレックスだ」とは気づきません。スピードキングも同様で、手巻きのノンデイト、30mmという慎ましいサイズ感です。
つまり、ヴィンテージロレックスは「ロレックスを着けている」のではなく「良い時計を着けている」という印象になるんです。

「ダサい」と思われる3つのパターン
ダサいと思われがちなパターンを正直に挙げます。
ひとつ目は、サイズが合っていないこと。手首が細い方が大きなサブマリーナを着けると、時計に着られている感が出てしまいます。ヴィンテージのRef.5513やRef.1680は40mmで、現行の41mmより若干コンパクト。それでも手首の細い方にはデイトジャストやエアキングの方がバランスが良い場合があります。
ふたつ目は、服装とのミスマッチ。カジュアルな場にドレスウォッチ、ビジネスの場にダイバーズウォッチ。これは時計の問題ではなくコーディネートの問題ですが、ロレックスは目立つぶん、ミスマッチが悪目立ちしやすい。
みっつ目は、語りすぎること。「これ、〇〇で買ったんですよ」「今すごい値上がりしてて」。時計は黙って着けるのが一番かっこいい。
こんな方におすすめしたい
ロレックスに憧れはあるけど「いかにも」が嫌な方
ヴィンテージのデイトジャスト Ref.1601やRef.1603なら、36mmの控えめなサイズ感と経年の風合いで、嫌味のない佇まいになります。フルーテッドベゼルのRef.1601、エンジンターンドベゼルのRef.1603、どちらも主張しすぎない上品さがあります。
30代で初めてのロレックスを考えている方
エアキングやスピードキングは、ヴィンテージロレックスの入門として最適です。シンプルなデザインでどんな服装にも合わせやすく、「ロレックスだから買った」ではなく「デザインが好きだから選んだ」と言える1本です。
時計好きだけど目立ちたくない方
バブルバック(1940〜50年代のオイスターパーペチュアル)は、独特のケース形状が魅力ですが、ロレックスと気づく人はかなりの時計通だけ。「わかる人にだけわかる」という楽しみ方ができます。

よくある質問
Q. ロレックスを着けていると「成金」に見られませんか?
A. 現行モデルの大型ケースや金無垢モデルは確かに存在感があります。気になる方は、ヴィンテージの36mm以下のモデルを選ぶと印象がまったく変わります。ロレックスの中にも「控えめなロレックス」は数多く存在します。
Q. ヴィンテージロレックスは壊れやすくありませんか?
A. オーバーホール済みの個体であれば、日常使いに問題ありません。ヴィンテージロレックスのオイスターケースは堅牢で、定期的に目をかければ数十年使い続けられる耐久性を持っています。
Q. 女性から見てロレックスの印象はどうですか?
A. 正直に言うと、ブランド名より「その人に似合っているかどうか」です。手首に馴染むサイズの時計を自然に着けている方が、どんな高級時計を着けるよりも好印象だと思います。
まとめ
ロレックスがダサいわけではありません。ダサく見えるのは、時計と自分の間に「距離」があるときです。
サイズが合っている。服装に馴染んでいる。語りすぎない。この3つができていれば、ロレックスほどかっこいい時計はないと思います。
特にヴィンテージロレックスには、現行にはない「落ち着き」があります。経年で角が取れたケース、自然に焼けた文字盤、控えめな36mmのサイズ感。これらが生む「嫌味のなさ」は、新品では手に入りません。
ロレックスが気になるなら、まず実物を手に取ってみてください。着けてみて「しっくりくる」と感じた1本が、あなたにとっての正解です。
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